スープの会
看護師からの発案
食欲がない患者さん・・・
味覚変化している、口内炎の痛み、吐き気・・・「口から、栄養を」というのは簡単でも、どれだけ辛いことか。
時間や場所、雰囲気や人などの環境を盛り上げたくても、やはり病院という場所では難しい。それでも、「食欲がつくには」「おいしいといって頂けるには」と常日頃、試行錯誤している看護師からの発案でした。
スープの会って?
料理研究家の辰巳芳子さんが実際に自宅で開催しているスープ教室があります。
ある雑誌でみつけた、~病院で始まったスープ・サービス~という記事・・・・
参加者の声
「まずは、自分たちのためにスープの会をしよう!」と、家族や仲間とコップ1杯のスープを囲む時間をつくりました。集まった声をご紹介します。
●私は 1年以上も病院の食事のあらゆる形のものを食しました経験から 何とも力のでる思いをしましたよ。
目指すところ
場所と時間と物品と手間もかかりますが、この会をどうしていきたいのかな、、と考えたときに、最終的な夢はやはり辰巳さんが行ったような医療の現場で患者さんが栄養のあるすうぷを食べて、「おいしい」とほっとしてもらうこと、その患者さんの笑顔によって家族も一緒に元気になるということです。
それは大きな野望なので、対象は患者さんじゃなくても、介護者の人や集まった人がみんなで一緒になってすうぷを作って、「おいしいね」「あの人に食べさせてあげたいね」とすうぷを通して語りあう空間を作ることをしたいなと思います。